usumダブル リザナシバンバ
1.はじめに
こんにちは。コウ(@kououp)です。
はじめての構築記事を書きました。
記念すべき?はじめての記事はusum全国ダブルのパーティです!(今更)
2.構築の概要
今回紹介するのは「リザナシバンバ」です。
7世代で僕が約1年間使ったパーティで、とても思い入れがあります!(以下常体)
メンバーはコチラ
3.戦績
<usumレート>
シーズン11 最高1701 最終1572 1860位
シーズン14 最高1728 最終1701 254位
シーズン15 最高1812 最終1812 35位
シーズン16 最高1814 最終1814 44位
シーズン17 最高1841 最終1750 110位
4.1構築経緯(ナッシー)
僕は2012年のwcsでWolfe Glick選手がナッシーを使っていたのを見てから、対戦でナッシーをよく使うようになり、同時にナッシーのことをどんどん好きになっていった。6世代とサンムーンの対戦をあまりプレイしていなかったので、7世代のナッシーがどの程度強いかはわからなかったが、好きなので活躍させたいと思っていた。
まずメガリザードンYを軸にしたパーティに、オボンのみを持たせた特性しゅうかくのナッシーをクッション要員として採用したが、7世代の火力インフレ環境においては全く活躍できなかった。
(※しゅうかく:ターン終了後2分の1の確率で使用済みのきのみを拾ってくる。晴れていれば必ず拾ってくる。)
よし今度はこのナッシーをトリックルーム要員として採用しようと考えたのが「リザナシバンバ」の始まり。
4.2構築経緯(ナッシーの仲間たち)
まずはトリックルーム下でのエースアタッカー。そこで思いついた(たまたまボックスにいた)のがバンバドロ。
バンバドロは攻撃耐久ともに高く、ダブルバトルで強力な範囲技であるじしんを覚える。ナッシーはこのじしんを半減できるため、相性がいいと思った。
(※範囲技:ダブルバトルで相手2体または自分以外味方も含めて3体を攻撃する技。それぞれに与えるダメージは威力が4分の3になるが、相手2体を攻撃できるので、実質威力は1.5倍)
次に非トリックルーム下で強いアタッカーとして、ナッシーバンバドロと相性が良く圧倒的な火力を誇るメガリザードンYを採用した。
特性ひでりにより、しゅうかくナッシーとの相性はもちろんいいが、ナッシーの別の特性であるようりょくそを相手に警戒させられるのもいい。またリザードンランドロスという組み合わせが強いので、ランドロスと同じ地面タイプであるバンバドロとは間違いなく相性が良いと思った。
ここでナッシーがクッション要員として厳しかったことを思いだし、トリックルームを使う前に倒されないように、サポート要員としてズルズキンを採用した。
ズルズキンは特性いかくとねこだましによるサポート性能が高く、使用率が高くてナッシーが苦手なガオガエンに強いことが特長である。
残り2枠は、ここまでの4匹が苦手なジャラランガ、ランドロス、ボーマンダ、リザードンなどを対策できるポケモンを考えた。サンダー、カプ・レヒレ、シャワーズ、ギャラドス、ボルトロスなども試したが、最終的にはカプ・コケコとミロカロスに決めた。
5.個体解説
h:HP a:攻撃 b:防御 c:特攻 d:特防 s:素早さ とする。
h-b いかく込a特化ガオガエンフレアドライブ 75.2~90.1%
いかく込a特化ランドロスとんぼがえり 69.3~83.2%
a特化バンギラスかみくだく 83.2~99.0%
h-d c特化ウツロイドヘドロばくだん 83.2~99.0%
c特化ギルガルドシャドーボール 83.2~99.0%
c特化ペリッパーぼうふう 83.2~99.0%
基本的には先発で出してトリックルーム。
トリックルーム要員としては特性のしゅうかくが優秀で、オボンのみを使っては拾うを繰り返して簡単には倒れないので、トリックルームを1試合で2回決めることもよくある。
技は採用理由のトリックルーム、しゅうかくと相性が良く集中攻撃を防ぐまもる、トリトドンやラグラージなどに有効なエナジーボール、ウツロイドなどに有効なサイコショックを採用。
h-d メガゲンガーシャドーボール 2回耐え(93.7%)
s 最遅
トリックルームエース。7世代のハチマキバンバドロは相手のHPを削ることにおいてトップクラスの強さがあると思う。
ランドロスと比べて、4倍弱点がない、特性じきゅうりょくによって居座り性能が高いという特長がある。
技はメインウェポンのじしん、飛行タイプに有効ないわなだれ、味方を巻き込まないタイプ一致技の10まんばりき、フェアリータイプに有効なヘビーボンバーを採用。
s 最速
バンバドロと共にパーティのエース。非トリル選出ではリザードンが何回攻撃技を打てるかが勝利へのカギとなる。
技はメインウェポンのねっぷう、最大火力のオーバーヒート、ジャラランガや非晴れ下でみずタイプに有効なエアスラッシュ、まもるを採用。
かえんほうしゃやだいもんじでは相手を仕留めそこなう恐れがあるため、ソーラービームについては晴れ下ではみずタイプに対してねっぷうを選択するほうが強いと考えたため、おいかぜは味方で恩恵を受けられるポケモンが少ないため不採用。
調整忘れた
s 最遅
トリックルームサポート要員でありパーティのクッション要員。攻撃的なパーティを支える縁の下の力持ち的な存在で基本的に後発。
ガオガエンと比べて、みず、じめん、いわタイプが弱点ではないところが特徴である。シーズン15ではこの枠にガオガエンを採用していたが、このパーティにはズルズキンのほうが合っていると思う。
持ち物のカクトウzはカミツルギやガルーラなどを倒すためで、僕はトリックルームパーティのサポート役はある程度火力があるほうがいいと思っているのでzクリスタルを持たせた。
技はねこだまし、z技のベースとなるとびひざげり、回復きのみ対策のはたきおとす、トリックルーム返しやカビゴン+クレセリア、ツボツボ+ラッキー対策のちょうはつを採用。
157(92)-×( )-106(4)-135(156)-96(4)-200(252)
10まんボルト/マジカルシャイン/ほうでん/ボルトチェンジ
c d+1ジャラランガをダブルダメージのマジカルシャインで倒せる(87.5%)
s 最速
役割対象はジャラランガ、ボーマンダ、リザードン、高耐久みずタイプなど。
先発からボルトチェンジで帰って、最後に他のポケモンが削った相手を上から倒していくというパターンが強い。
技はメインウェポンの10まんボルトとマジカルシャインとほうでん、サイクル戦に強いボルトチェンジを採用。
調整忘れた
役割対象はランドロス、ボーマンダ、ヒードラン、ガオガエンなど。ランドロスがあまりにも重すぎるために採用。選出誘導力がものすごい。
もちものは場持ちをよくするためマゴのみ。
技はメインウェポンのねっとう、ボーマンダや晴れ下のランドロスを倒せるれいとうビーム、サイクル戦に強いひかりのかべ、z技を受けることが多いのでまもるを採用。
こごえるかぜはトリックルーム下で使いにくいため不採用。じこさいせいはミロカロスだけが残っても勝てないことが多いので、味方の耐久を実質的に強化できるひかりのかべのほうがいいと思った。
6.選出パターン
A先発:ナッシー+α
後発:ズルズキン+バンバドロ
αを交換してズルズキンを出し、いかくやねこだましのサポートによってトリックルームを展開する。基本選出であり、対メタグロス軸や対雨パに強い。
B先発:リザードン+バンバドロ
後発:カプ・コケコ+α
対ゲンガー軸や対サーナイト軸、対トリルへの基本選出。カプ・コケコとランドロス入りのリザードン軸にもこの選出。
C先発:カプ・コケコ+ミロカロス
後発:リザードン+α
対リザードン軸や対ガルーラ軸、対ボーマンダ軸において相手にでんきタイプがいないときにこの選出
D先発:カプ・コケコ+リザードン
後発:バンバドロ+α
対リザードン軸や対ガルーラ軸、対ボーマンダ軸において相手にランドロスがいないときにこの選出
7.感想
ナッシーが活躍してレート1800を超えられたのはとても嬉しかった。楽しいパーティで、改良を繰り返しながら約1年間使っていても全く飽きることがなかった。自分にとって最高のパーティ!